今日おぼえて帰るのは、これだけ
ツールは何十種類も数字を出しますが、見るのは3画面・週15分です。それ以外は最初は無視して構いません。
週次の成果物は「今週の数字」ではなく、「来週直す1箇所」です。 数字を眺めて終わるなら、見る意味はありません。逆に、数字が読めなくても「1箇所決めて直す」が回っていれば成果は出ます。
LPは1枚の紙ではなく、4段の階段
「LP改善=デザインを良くすること」ではありません。4段のうち、どこで人が減っているかを探す作業です。落ちている段によって、直すものが正反対になります。
※ 上の数値は読み方を説明するためのサンプルです。実データは GA4 の画面でご覧いただきます。
①→② で 59%が消えています。半分以上が、ページの真ん中まで来ずに帰っている。 一方 ③→④ は 22→14 で 64%が残っているので、ボタンを押した人はちゃんと予約に進んでいます。
つまり直すべきは「ボタン」ではなく「最初の画面」です。 ここでボタンの色を変えても、そもそも見ている人が40%しかいないので、ほとんど効きません。
「予約が少ない」という1つの数字からは、打ち手が出ません。 「来ていないのか/読まれていないのか/押されていないのか/押した後に脱落しているのか」まで割ると、直す場所が自動的に決まります。
GA4 ─ 見るのは3画面だけ
Google Analytics 4。数を数えるツールです。左メニューの「レポート」以外は、当面開かなくて構いません。
画面A|リアルタイム ── 計測が生きているかの確認(10秒)
- GA4を開く左メニュー → レポート → リアルタイムの概要
- スマホでLPを開いてみる自分のアクセスが「過去30分間のユーザー」に出れば、計測は生きています
計測が止まっています。ご自身では触らず、EXPLACEにご連絡ください。 (2026年4月〜8月、設定の公開もれで4ヶ月間データが取れなかった事故があります。同じことを二度と起こさないため、いまは毎朝機械が自動で見張っています。)
画面B|イベント ── ここが週次のメイン画面
- イベント一覧を開くレポート → エンゲージメント → イベント
- 右上の期間を 「過去7日間」にするさらに「比較」で「前の期間」を選ぶと、前の7日間と並べて出ます
- 表の中から、下の4つだけ見る他の行(page_viewやsession_startなど)は自動収集の標準イベントです。無視して構いません
| イベント名 | 意味(日本語) | 見かたのポイント |
|---|---|---|
| reserve_click | Web予約に進んだ(carecleへ) | 最重要。この数字だけが成果です。ここが増えていなければ、他が全部良くても失敗 |
| line_click | LINE の友だち追加ボタンを押した | 補助CV。LINE側の追加数と突き合わせて使う |
| scroll_depth | ページを 25 / 50 / 75 / 90% まで読んだ | 50%の件数 ÷ セッション数 = 読了率。4段の②はこれ |
| outbound_click | 旧サイト(stretch-life.com)へ出て行った | 要注意。予約せずLPから離脱している人数 |
reserve_click の行をクリックすると、CTA設置場所(fv=一番上/upper/middle/lower/footer)とCTAラベル(ボタンの文言)が見られます。
ここが判断の分かれ目です。一番上のボタンが押されているのか、最後まで読んだ人だけが押しているのかで、直す場所が正反対になります。 後者なら、上のほうにもボタンを足すだけで増える可能性があります。
画面C|集客 ── どこから来た人が予約するか
- 流入元を開くレポート → 集客 → トラフィック獲得
- 「Organic Search(検索)」「Direct(直接)」「Social(SNS)」などの行ごとに、セッション数ではなくCV数を見る数が多い=良い、ではありません。10人来て2人予約するチャネルのほうが、100人来て1人より価値があります
レポート → ユーザー → ユーザー属性 でデバイス別に見られます。LPの主戦場はスマホです。 スマホのCV率がPCの半分以下なら、スマホ表示に問題があります。PCで確認して「問題なし」と判断しないでください。
Clarity ─ 「なぜ」を目で見る
Microsoft Clarity(無料)。訪問者がどこを見て、どこで指を止めて、どこで帰ったかが動画とヒートマップで残ります。GA4が「どこで落ちたか」なら、Clarityは「なぜ落ちたか」です。
使うのは3つ
| 機能 | 何が見えるか | これで分かること |
|---|---|---|
| 録画 Recordings | 訪問者1人ぶんの画面操作が、そのまま動画で再生される | どこで迷ったか、どこで止まったか。いちばん発見が多い |
| ヒートマップ Heatmaps | クリックが集中した場所/どこまでスクロールされたかが色の濃さで出る | ボタンでない場所が押されていないか/ボタンが誰も届かない位置にないか |
| ダッシュボード Dashboard | Rage click(怒りクリック)と Dead click(無反応クリック)の件数 | 反応しないボタン、押せると誤解されている画像。不具合のサイン |
録画は「全部見ない」。目的に合わせて絞る
1日に何十本も溜まります。全部見る必要はありません。1回に見るのは3〜5本。それ以上見ても判断は変わりません。
| 知りたいこと | Clarityのフィルタ条件 |
|---|---|
| 最初の画面で帰る理由 | 滞在時間 10秒未満 のセッション |
| 中盤で読むのをやめる理由 | スクロール 30〜70% で終わったセッション |
| ボタンが押されない理由 | ボタンまで到達した/クリックなし |
| 操作の不具合 | Rage click あり |
1. 自分のセッションを見て判断しない。 中身を知っている人は迷わないので、参考になりません。
2. 1本の録画で結論を出さない。 同じ挙動が3本続いて、はじめて「パターン」です。
Clarityは訪問者の画面操作を録画するツールです。日本の運用上、サイトにプライバシーポリシーの記載が必要になります。現在LPに記載がないため、文面はこちらで用意します。
また、現在ClarityのアカウントがEXPLACE名義になっています。録画データはストレッチLIFE様の資産ですので、御社を管理者に切り替えます。
LINE公式 ─ GA4では追えない先を見る
GA4が分かるのは「LINEのボタンが押された」(line_click)までです。実際に友だち追加まで進んだかは、LINE側にしか記録がありません。
LINE Official Account Manager で見る2つ
- 友だち追加数の推移分析 → 友だちGA4の line_click と並べます。「押されたけど追加されていない」なら、追加画面での離脱です
- 追加経路分析 → 友だち → 追加経路LPから/検索から/店頭のQRから、のどれで増えたかが分かります
LINEの「友だち追加ガイド」でパラメータ付きのURLやQRコードを発行すると、LPからの追加・店頭のQRからの追加を分けて数えられます。 これを設定しないと全部「その他」にまとまり、LPの効果が測れません。権限をいただき次第、こちらで設定します。
LINE公式アカウントの管理画面へのアクセス権(運用担当者)をご招待ください。 これだけは代替手段がなく、EXPLACE側から解決できません。ここが空いている限り、LINE経由の集客は「押された数」までしか分かりません。
診断表 ─ どこが落ちていたら、何を直すか
この資料でいちばん使う表です。上から順に見て、最初に引っかかった段だけを直します。下の段から直しても効きません。
| 落ちている段 | 症状 | 疑うこと | 打ち手の例 |
|---|---|---|---|
| ① 人が来ない セッション |
そもそも訪問者が少ない | 露出が足りない。検索・SNS・広告・店頭の導線 | 流入をつくる施策。LPをどれだけ直しても増えません |
| ② 読まれない スクロール50%未満 |
最初の画面で帰る | 来た人の期待と、最初の画面の言葉がズレている | 検索キーワード・広告文と、最初の見出しを揃える/メイン画像とキャッチを差し替える |
| ②' 中盤で落ちる 50%→75%で減る |
読み始めるが最後まで行かない | 情報が多い/読みにくい/根拠がない | 段落を削る/料金・実績・お客様の声をもっと前に出す/文字を画像で分かるようにする |
| ③ 押されない CTAクリック |
読了率は高いのにクリックが少ない | 不安が残っている(料金・所要時間・強引な勧誘への懸念)/ボタンが目立たない | ボタンの直前に「初回◯分」「無理な勧誘はしません」を置く/文言を具体化(「予約する」→「空き状況を見る」)/スクロール追従ボタン |
| ④ 完了しない reserve_click後 |
クリックはあるのに予約が入らない | 予約画面とのギャップ/入力が面倒/スマホで操作しづらい | 予約システム側の入力項目を削る/ボタン付近に「押した先で何が起きるか」を書く/実機で最後まで通してみる |
その差、意味のある差ですか
数が少ないうちは、数字の上下はほとんど偶然です。「増えた/減った」で判断してよいラインを先に決めておきます。
| いまの状況 | 判断のしかた |
|---|---|
| CVが 週10件未満 | 1〜2件の増減は誤差です。数字では判断せず、Clarityの録画で判断する |
| CVが 週30件以上 | 前週比 ±20%以上なら、原因を探す価値がある |
| 変化があったのが 1日だけ | 施策の効果ではない可能性が高い(外部要因・ボットを疑う) |
毎週15分、これだけ
曜日を固定してください。「月曜の朝いちばん」など。曜日がずれると前の週と比べられなくなります。
1回に直すのは1箇所。 直したら最低2週間そのまま。 その間ほかを触らない。
同時に3箇所直すと、効いたのがどれか永遠に分かりません。1週間だと曜日の偏りを消せません。 期間中に別の場所も触ると、その回の比較は無効になります。
いまは基準値(ベースライン)を取る期間です。比べる相手がない状態で直しても、効いたかどうか永遠に分かりません。 1ヶ月目は記録だけ。2ヶ月目から月2回のペースで直しはじめます。
やりがちで、やってはいけないこと
どれも「熱心な人ほどやってしまう」ものです。
Google Tag Manager ─ 全部の入り口はここ1つ
GA4もClarityも、これから入れるMeta広告のタグも、すべてGTM(タグマネージャー)を経由してLPに入っています。ここを理解しておくと、あとから何を足すのも1箇所で済みます。
GTMとは何か ── 「差込口」だと思ってください
本来、解析ツールを入れるにはサイトのHTMLにコードを書き込む必要があります。ツールが増えるたびに、サイトを触ることになります。
GTMは、サイト側には最初に「差込口」を1つだけ付けておいて、あとはGTMの管理画面からタグを抜き差しする仕組みです。以後、LPを触らずにツールを追加・削除できます。
LPはSTUDIOで作られており、ご契約のMiniプランには「HTMLを直接書く欄」がありません。 そのためSTUDIOの「Apps連携」でGTMを1本だけつなぎ、その先の全部をGTM側で管理する構成にしています。この形なら、プラン変更なしでツールを増やせます。
いまGTMに入っているもの(コンテナ GTM-NZ8NFLQK / 公開中)
| タグの名前 | 何をしているか | いつ動くか |
|---|---|---|
| GA4 - 計測タグ | GA4にデータを送る G-MWZ1D53LNR | 全ページ表示時 |
| Clarity - 計測タグ | 録画とヒートマップを記録 wncdbzloq5 | 全ページ表示時 |
| 計測レイヤー - CTAクリック検知 | この案件の心臓部。押されたボタンのリンク先・縦位置・文言を判定する | 全ページ表示時に待機 |
| GA4 - CTAクリック | 上の判定結果を reserve_click などの名前でGA4へ送る | CTAが押された瞬間 |
| GA4 - スクロール深度 | 25 / 50 / 75 / 90% の到達を送る | スクロール時 |
| モバイル幅修正CSS | 計測とは無関係 スマホ表示の崩れを直すCSS | 全ページ表示時 |
STUDIOは公開のたびにボタンの内部的な名前(クラス名)を作り直します。 見た目や名前でボタンを指定すると、LPを1回作り直しただけで計測が静かに止まります。止まったことに気づくのは、数字を見に行った月末です。
そこで「リンク先が carecle なら予約ボタン」「リンク先が line.me ならLINEボタン」という、作り直しに影響されない情報だけで判定しています。ボタンを増やしても、リンク先が同じなら設定変更は不要です。
GTMにタグを1つ足すときの手順(Meta広告でもこの流れです)
- ワークスペースで作業する左メニュー → タグ → 新規この時点ではまだサイトに反映されていません。下書き状態です
- タグの種類を選ぶ主要なツールは用意されています。無い場合は「もっと見る」→ コミュニティテンプレートギャラリーから探します
- トリガー(いつ動かすか)を決める「全ページ表示時」か「特定のボタンが押されたとき」。この案件では既存の stl_cta をそのまま使い回せます
- プレビューで発火を確認する右上「プレビュー」→ LPが別ウィンドウで開く → 実際にボタンを押す画面左に、押した瞬間タグが動いたかどうかが出ます。ここを飛ばさない
- 公開する右上「公開」→ バージョン名に「日付+目的」を書く例:v7 2026-10-01 Metaピクセル追加。あとから「いつ何を変えたか」を辿れるのはこれだけです
2026年4月、GA4とClarityのタグをGTMに作りました。しかし「公開」を押していませんでした。 気づいたのは4ヶ月後の8月30日。その間の訪問者データは、もう永久に取れません。
GTMは保存しただけでは配信されません。そして警告も出ません。 作業を終えたら、コンテナ画面の「ワークスペースでの変更数」が 0 になっていることを必ず目で見てください。0でなければ、まだ何も反映されていません。
現在は、この事故を二度と起こさないために毎朝、機械が自動でタグの配信状況を確認しています。
「モバイル幅修正CSS」タグ。計測とは無関係ですが、消すとスマホでのLP表示が崩れます。 また測定ID(G-で始まる文字列)は絶対に変更しないでください。数字の送り先が変わり、過去のデータと繋がらなくなります。
Meta広告(Instagram / Facebook)を始めるときの設定
広告は「出せば来る」ものではなく、出す前に計測をつないでおかないと、何が効いたか分からないままお金だけ減ります。順番どおりに4ステップで設定します。
予約の完了画面は carecle.com という外部のシステム上にあります。 そこにはEXPLACEもストレッチLIFE様も計測タグを置けません。
つまりMeta広告に伝えられる成果は「予約ボタンが押された」までで、「予約が実際に完了した」ではありません。 これはGA4でも同じです。広告の管理画面に出る成果数と、実際にお店に入った予約数は必ずズレます。 月に1回、carecle側の実予約数と突き合わせる必要があるのは、このためです。
STEP 1|Metaピクセル(データセット)を作る
Metaピクセルは、GA4のMeta版です。「広告を見た人が、そのあとLPで何をしたか」をMeta側に伝えるための仕組みで、これがないと広告の自動最適化が働きません。
- Metaイベントマネージャを開くデータソース → データソースをリンク → ウェブ
- 名前を付ける例:ストレッチLIFE_LP。あとで見て分かる名前にしてください
- ピクセルID(15〜16桁の数字)を控えるSTEP 2 でGTMに貼り付けます
ピクセルと広告アカウントは、必ずストレッチLIFE様のビジネスマネージャ配下で作成してください。 代理店側で作ると、契約が終わったときに蓄積した学習データごと引き継げなくなります。EXPLACEは招待いただく側に回ります。
STEP 2|GTMでピクセルを設置する 2026年4月〜 公式テンプレートあり
以前はコードを手で貼る必要がありましたが、2026年4月8日にMeta公式のGTMテンプレートが公開され、設定が大幅に簡単になりました。いまはこちらを使います。
2-A. 基本タグ(全ページ用)
- GTMでタグを新規作成タグ → 新規 → タグの設定 → 「もっと見る」→ コミュニティテンプレートギャラリー
- 「Meta Pixel」で検索し、Meta公式(提供元がMeta)のものを選ぶ似た名前の非公式テンプレートが複数あります。提供元を必ず確認してください
- ピクセルIDを貼り付けるSTEP 1 で控えた数字
- トリガーに「All Pages(全ページ)」を指定して保存
2-B. 予約クリックを送るタグ ── ここが本番
この案件では、すでに用意してある仕組みをそのまま流用できます。 CTAクリックを検知する計測レイヤーが動いているので、Meta用に作り直す必要はありません。
- トリガーを1つ作るトリガー → 新規 → カスタムイベント イベント名:stl_cta/「一部のカスタムイベント」を選び、条件を DLV - ga4_event が reserve_click と等しい、に設定。名前は「CE - 予約クリック」など
- Meta Pixelタグをもう1つ作るイベントタイプ:Lead(標準イベント)。Metaの自動最適化は標準イベントのほうが効きやすいため、独自名ではなく Lead を使います
- トリガーに①で作ったものを指定して保存
- プレビューで確認 →「公開」LPで予約ボタンを押し、Metaイベントマネージャの「テストイベント」に Lead が届けば成功です
Chrome拡張「Meta Pixel Helper」を入れてLPを開くと、ピクセルが動いているか・IDが合っているかがその場で見えます。無料です。
STEP 3|広告URLにパラメータを付ける 忘れられがち・最重要
GA4側で、広告からの訪問が「どこから来たか分からない人」に混ざります。 広告費を払って集めた訪問なのに、GA4の集客レポートで「Instagram広告経由の予約が何件か」が一生分かりません。 あとから遡って直すこともできません。広告を1本目に出す前に必ず設定してください。
- 広告マネージャで広告レベル(キャンペーンでも広告セットでもなく、いちばん下の階層)を開く
- 下のほうにスクロールトラッキング → URLパラメータ
- 下の文字列をそのまま貼り付ける
utm_source=facebook&utm_medium=paid_social&utm_campaign={{campaign.name}}&utm_content={{adset.name}}&utm_term={{ad.name}}&utm_id={{campaign.id}}
{{ }} の部分は、広告が表示されるときにMetaが自動で実際の名前に置き換えます。広告ごとに手で書き換える必要はありません。
| 書くもの | 入る値 | GA4のどこに出るか |
|---|---|---|
| utm_source=facebook | 固定値 | 参照元。固定値で書いてください(後述) |
| utm_medium=paid_social | 固定値 | これでGA4が「Paid Social(有料SNS)」として分類します |
| {{campaign.name}} | キャンペーン名 | キャンペーン |
| {{adset.name}} | 広告セット名(ターゲット別) | 手動広告のコンテンツ |
| {{ad.name}} | 広告名(クリエイティブ別) | 手動キーワード |
| {{placement}} | 掲載面(フィード / ストーリーズ 等) | 使う場合は utm_term と入れ替え |
| {{site_source_name}} | fb / ig などの略号 | 推奨しません(後述) |
{{site_source_name}} を使うと、GA4に届く参照元が fb や ig という略号になります。 GA4は「facebook」「instagram」という綴りでソーシャル判定をしているため、略号のままだと正しく「Paid Social」に分類されない可能性があります。 Instagram配信とFacebook配信を分けたい場合は、キャンペーン名や広告セット名の側で分けるほうが確実です。
{{campaign.name}} などの名前トークンは、広告を公開した時点の名前で固定されます。 あとからキャンペーン名を変更しても、URLのほうは古い名前のままです。数字が2つに割れて集計できなくなります。
対策は2つ。①公開後はキャンペーン名を変えない ②変わることのない {{campaign.id}} も一緒に送っておく(上の文字列の utm_id がそれです)。
キャンペーン名に日本語やスペース・記号が入ると、URLの中で %E3%82%B9... のような文字列に変換され、GA4のレポートが読めなくなります。
命名ルールを最初に決めてください。例:2026-10_reserve_stretch-30s(年月_目的_ターゲット)。あとから直せないので、1本目を出す前に決めます。
STEP 4|Meta側で「成果」を定義し、最適化対象にする
- イベントマネージャで、STEP 2-B の Lead が届いていることを確認届いていないうちに広告を回すと、Metaは「誰に出せばいいか」を学習できません
- 広告セットの「コンバージョンイベント」に Lead を指定する広告セット → コンバージョン → コンバージョンイベントここを「リンククリック」や「ランディングページビュー」のままにすると、予約する気のない人を集める広告になります
- アトリビューション設定を確認初期値は「クリック後7日+ビュー後1日」。まずは初期値のままで構いません。理由は次のセクションで説明します
Metaの配信は「学習期間」を経てから安定します。この間に予算やターゲットを触ると学習がやり直しになります。 成果が出ないからといって、初日や2日目に設定を変えないでください。LP改善と同じで、1回に触るのは1箇所です。
全体をどう見るか ─ ツールの役割分担
ツールが4つになると「どれを信じればいいのか」で必ず迷います。各ツールには答えられる質問と答えられない質問があります。役割を固定しておけば迷いません。
「MetaとGA4で数字が違う」は、故障ではありません
広告を始めると必ずこの質問が出ます。数え方の定義が違うだけで、どちらも正しい数字です。直そうとしないでください。
| Meta広告マネージャ | GA4 | |
|---|---|---|
| 誰の成果にするか | 広告に触れた人(クリックしていなくても、見ただけで1日以内に予約すれば計上) | 最後にクリックした流入元の成果にする |
| いつの成果にするか | 広告に触れた日に遡って計上 | 予約が起きた日に計上 |
| 期間 | クリック後7日/ビュー後1日(初期設定) | 設定した期間内のみ |
| 結果 | ふつうMeta側のほうが多く出ます。2倍違うこともあります。異常ではありません | |
広告の良し悪しはMetaの中で、流入全体の比較はGA4の中で。ツールをまたいで数字を足し算しないでください。
そして最終的な答え合わせは「carecleに実際に入った予約件数」です。月に1度、この実数と各ツールの数字を並べて、ズレの幅を把握しておきます。ズレの幅さえ分かっていれば、日々はツール内の増減だけ見れば判断できます。
広告を始めたあとの切り分け ── 悪いのは広告か、LPか
これが広告運用の中心作業です。上から順に見て、最初に引っかかった行を直します。
| 症状 | 見る場所 | 直すもの |
|---|---|---|
| 表示はされるがクリックされない CTRが低い | Meta広告マネージャ | 広告のクリエイティブ。画像と1行目の文言を差し替える。LPは関係ありません |
| クリックされるがすぐ帰る CTR高・スクロール50%未満 | GA4+Clarity | 広告とLPのズレ。広告で言ったことがLPの最初の画面に書かれていない状態。いちばん多い失敗です |
| 読まれるが予約ボタンが押されない | GA4+Clarity | LPの不安解消。診断表の③へ。広告を止める必要はありません |
| 押されるが実予約が入らない | carecle | 予約画面。入力項目・空き枠の見せ方。スマホで最後まで通してみる |
| 同じ人に何度も表示されている フリークエンシーが高い | Meta広告マネージャ | ターゲットが狭すぎる。広告が飽きられています。クリエイティブを増やすか対象を広げる |
いまの15分の手順は変えません。いちばん最初に「Meta広告マネージャでCPA(予約1件あたりの広告費)を見る」を足すだけです。
CPAが目標より高いときに、それが広告の問題かLPの問題かを上の表で切り分けます。これをやらずに広告の予算だけ触ると、たいてい悪化します。
①いまの計測でベースラインを取る(1ヶ月)→ ②GTMにMetaピクセルを入れる → ③少額で広告を出す → ④切り分け表で回す。
②を飛ばして③に行くと、広告費が「効いたかどうか分からないお金」になります。ピクセルとURLパラメータの設定は、1本目の広告を出す前に必ず終わらせてください。設定作業自体はEXPLACEで行います。
ストレッチLIFE様にお願いしたいこと
ここが埋まらないと、見られる数字に穴が残ります。優先順です。
| # | お願いする内容 | これがないと何が起きるか |
|---|---|---|
| 1 | LINE公式アカウントの権限 | 代替手段がありません。LINE経由の集客が「ボタンが押された数」までしか分かりません |
| 2 | プライバシーポリシーの掲載 | Clarityは訪問者の操作を録画します。掲載が必要です(文面はEXPLACEで用意します) |
| 3 | 事務所のグローバルIPアドレス | スタッフ自身の閲覧が数字に混ざり続けます |
| 4 | Clarityの管理者を御社に切り替え | 録画データは御社の資産です。現状EXPLACE名義のため是正します(ご招待をお送りします) |
| 5 | 予約システム(carecle)の管理画面 | 「予約ボタンのクリック数」と「実際に入った予約件数」を突き合わせられません |
| 6 | Metaビジネスマネージャへの招待 広告を始める場合 | ピクセルと広告アカウントは御社名義で作る必要があります。EXPLACEは招待いただく側に回ります |
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ミーティングで出てくる言葉
- セッション
- 訪問1回。同じ人が翌日また来れば2セッション
- CV(コンバージョン)
- 達成してほしい行動。この案件ではWeb予約への遷移
- CV率
- CV ÷ セッション。「100人来て何人予約したか」
- キーイベント
- GA4上で「これがCVです」と設定したイベントの呼び名
- CTA
- 行動を促すボタン・リンク(予約する、LINEで相談 など)
- ファネル
- 訪問からCVまでの段階。各段でどれだけ残るかを見る
- ヒートマップ
- クリックやスクロールを色の濃さで可視化したもの
- Rage click
- 同じ場所を連打すること。反応しない要素があるサイン
- Dead click
- クリックしても何も起きない場所への操作
- 直帰
- 1ページだけ見て帰ること。1ページLPでは指標として使いません
- タグ
- サイトに埋め込む計測用の小さなプログラム。GTMで一括管理しています
- ピクセル
- Metaのタグの呼び名。GA4のMeta版だと思ってください
- UTMパラメータ
- URLの末尾に付ける「どこから来たか」の目印。広告には必須
- CTR
- クリック率。広告が表示された回数のうち、クリックされた割合
- CPA
- 成果1件あたりの広告費。広告の良し悪しはこれで判断します
- フリークエンシー
- 同じ人に平均何回表示されたか。高すぎると飽きられているサイン
- アトリビューション
- 「この予約はどの広告の手柄か」を決めるルール。ツールごとに違います
- 学習期間
- Metaの配信が安定するまでの期間。この間に設定を触るとやり直しになります