STRETCH LIFE × EXPLACE

数字の見方と、毎週の直し方

ツールの設置は終わりました。ここから先は「見る」フェーズです。
この資料は機能の説明書ではありません。毎週15分で「来週どこを直すか」を1つ決めるための手順だけを書いています。
後半(PART 2)は、広告を始めるときに必要になる設定です。いまは読み飛ばして構いません。

対象 stretchlife.jp(LP1ページ) 主要CV Web予約ボタンのクリック 作成 EXPLACE / 2026-09-06
PART 1いまの運用 毎週やること
START

今日おぼえて帰るのは、これだけ

ツールは何十種類も数字を出しますが、見るのは3画面・週15分です。それ以外は最初は無視して構いません。

SCREEN 1 GA4 「どこで人が減ったか」を数で見る。何人来て、何人が予約ボタンを押したか。 GA4を開く
SCREEN 2 Clarity 「なぜ減ったか」を目で見る。訪問者の画面操作がそのまま動画で残っています。 Clarityを開く
SCREEN 3 LINE公式 「LPから何人増えたか」を見る。GA4はクリックまで、その先はLINE側にしかありません。 権限をいただき次第
この運用のいちばん大事なルール

週次の成果物は「今週の数字」ではなく、「来週直す1箇所」です。 数字を眺めて終わるなら、見る意味はありません。逆に、数字が読めなくても「1箇所決めて直す」が回っていれば成果は出ます。

MODEL

LPは1枚の紙ではなく、4段の階段

「LP改善=デザインを良くすること」ではありません。4段のうち、どこで人が減っているかを探す作業です。落ちている段によって、直すものが正反対になります。

① 人が来るセッション
412 / 100%
② 読まれるスクロール50%到達
168 / 40.8%
③ ボタンが押されるCTAクリック
22 / 5.3%
④ 予約へ進むreserve_click = 主要CV
14 / 3.4%

※ 上の数値は読み方を説明するためのサンプルです。実データは GA4 の画面でご覧いただきます。

この例の読み方

①→② で 59%が消えています。半分以上が、ページの真ん中まで来ずに帰っている。 一方 ③→④ は 22→14 で 64%が残っているので、ボタンを押した人はちゃんと予約に進んでいます。

つまり直すべきは「ボタン」ではなく「最初の画面」です。 ここでボタンの色を変えても、そもそも見ている人が40%しかいないので、ほとんど効きません。

なぜ4段に分けるのか

「予約が少ない」という1つの数字からは、打ち手が出ません。 「来ていないのか/読まれていないのか/押されていないのか/押した後に脱落しているのか」まで割ると、直す場所が自動的に決まります。

SCREEN 1

GA4 ─ 見るのは3画面だけ

Google Analytics 4。数を数えるツールです。左メニューの「レポート」以外は、当面開かなくて構いません。

画面A|リアルタイム ── 計測が生きているかの確認(10秒)

  1. GA4を開く左メニュー → レポート → リアルタイムの概要
  2. スマホでLPを開いてみる自分のアクセスが「過去30分間のユーザー」に出れば、計測は生きています
3日連続で 0 だったら

計測が止まっています。ご自身では触らず、EXPLACEにご連絡ください。 (2026年4月〜8月、設定の公開もれで4ヶ月間データが取れなかった事故があります。同じことを二度と起こさないため、いまは毎朝機械が自動で見張っています。)

画面B|イベント ── ここが週次のメイン画面

  1. イベント一覧を開くレポート → エンゲージメント → イベント
  2. 右上の期間を 「過去7日間」にするさらに「比較」で「前の期間」を選ぶと、前の7日間と並べて出ます
  3. 表の中から、下の4つだけ見る他の行(page_viewやsession_startなど)は自動収集の標準イベントです。無視して構いません
イベント名意味(日本語)見かたのポイント
reserve_clickWeb予約に進んだ(carecleへ)最重要。この数字だけが成果です。ここが増えていなければ、他が全部良くても失敗
line_clickLINE の友だち追加ボタンを押した補助CV。LINE側の追加数と突き合わせて使う
scroll_depthページを 25 / 50 / 75 / 90% まで読んだ50%の件数 ÷ セッション数 = 読了率。4段の②はこれ
outbound_click旧サイト(stretch-life.com)へ出て行った要注意。予約せずLPから離脱している人数
押したボタンの「場所」まで分かります

reserve_click の行をクリックすると、CTA設置場所(fv=一番上/upper/middle/lower/footer)とCTAラベル(ボタンの文言)が見られます。

ここが判断の分かれ目です。一番上のボタンが押されているのか、最後まで読んだ人だけが押しているのかで、直す場所が正反対になります。 後者なら、上のほうにもボタンを足すだけで増える可能性があります。

画面C|集客 ── どこから来た人が予約するか

  1. 流入元を開くレポート → 集客 → トラフィック獲得
  2. 「Organic Search(検索)」「Direct(直接)」「Social(SNS)」などの行ごとに、セッション数ではなくCV数を見る数が多い=良い、ではありません。10人来て2人予約するチャネルのほうが、100人来て1人より価値があります
スマホとPCは必ず分けて見る

レポート → ユーザー → ユーザー属性 でデバイス別に見られます。LPの主戦場はスマホです。 スマホのCV率がPCの半分以下なら、スマホ表示に問題があります。PCで確認して「問題なし」と判断しないでください。

SCREEN 2

Clarity ─ 「なぜ」を目で見る

Microsoft Clarity(無料)。訪問者がどこを見て、どこで指を止めて、どこで帰ったかが動画とヒートマップで残ります。GA4が「どこで落ちたか」なら、Clarityは「なぜ落ちたか」です。

使うのは3つ

機能何が見えるかこれで分かること
録画
Recordings
訪問者1人ぶんの画面操作が、そのまま動画で再生されるどこで迷ったか、どこで止まったか。いちばん発見が多い
ヒートマップ
Heatmaps
クリックが集中した場所/どこまでスクロールされたかが色の濃さで出るボタンでない場所が押されていないかボタンが誰も届かない位置にないか
ダッシュボード
Dashboard
Rage click(怒りクリック)と Dead click(無反応クリック)の件数反応しないボタン、押せると誤解されている画像。不具合のサイン

録画は「全部見ない」。目的に合わせて絞る

1日に何十本も溜まります。全部見る必要はありません。1回に見るのは3〜5本。それ以上見ても判断は変わりません。

知りたいことClarityのフィルタ条件
最初の画面で帰る理由滞在時間 10秒未満 のセッション
中盤で読むのをやめる理由スクロール 30〜70% で終わったセッション
ボタンが押されない理由ボタンまで到達した/クリックなし
操作の不具合Rage click あり
Clarityを見るときの禁止事項

1. 自分のセッションを見て判断しない。 中身を知っている人は迷わないので、参考になりません。

2. 1本の録画で結論を出さない。 同じ挙動が3本続いて、はじめて「パターン」です。

Clarityについてのお願い(重要)

Clarityは訪問者の画面操作を録画するツールです。日本の運用上、サイトにプライバシーポリシーの記載が必要になります。現在LPに記載がないため、文面はこちらで用意します。

また、現在ClarityのアカウントがEXPLACE名義になっています。録画データはストレッチLIFE様の資産ですので、御社を管理者に切り替えます。

SCREEN 3

LINE公式 ─ GA4では追えない先を見る

GA4が分かるのは「LINEのボタンが押された」(line_click)までです。実際に友だち追加まで進んだかは、LINE側にしか記録がありません。

LINE Official Account Manager で見る2つ

  1. 友だち追加数の推移分析 → 友だちGA4の line_click と並べます。「押されたけど追加されていない」なら、追加画面での離脱です
  2. 追加経路分析 → 友だち → 追加経路LPから/検索から/店頭のQRから、のどれで増えたかが分かります
経路を分けるには準備が要ります

LINEの「友だち追加ガイド」でパラメータ付きのURLやQRコードを発行すると、LPからの追加・店頭のQRからの追加を分けて数えられます。 これを設定しないと全部「その他」にまとまり、LPの効果が測れません。権限をいただき次第、こちらで設定します。

いまお願いしたいこと

LINE公式アカウントの管理画面へのアクセス権(運用担当者)をご招待ください。 これだけは代替手段がなく、EXPLACE側から解決できません。ここが空いている限り、LINE経由の集客は「押された数」までしか分かりません。

CORE

診断表 ─ どこが落ちていたら、何を直すか

この資料でいちばん使う表です。上から順に見て、最初に引っかかった段だけを直します。下の段から直しても効きません。

落ちている段症状疑うこと打ち手の例
① 人が来ない
セッション
そもそも訪問者が少ない 露出が足りない。検索・SNS・広告・店頭の導線 流入をつくる施策。LPをどれだけ直しても増えません
② 読まれない
スクロール50%未満
最初の画面で帰る 来た人の期待と、最初の画面の言葉がズレている 検索キーワード・広告文と、最初の見出しを揃える/メイン画像とキャッチを差し替える
②' 中盤で落ちる
50%→75%で減る
読み始めるが最後まで行かない 情報が多い/読みにくい/根拠がない 段落を削る/料金・実績・お客様の声をもっと前に出す/文字を画像で分かるようにする
③ 押されない
CTAクリック
読了率は高いのにクリックが少ない 不安が残っている(料金・所要時間・強引な勧誘への懸念)/ボタンが目立たない ボタンの直前に「初回◯分」「無理な勧誘はしません」を置く/文言を具体化(「予約する」→「空き状況を見る」)/スクロール追従ボタン
④ 完了しない
reserve_click後
クリックはあるのに予約が入らない 予約画面とのギャップ/入力が面倒/スマホで操作しづらい 予約システム側の入力項目を削る/ボタン付近に「押した先で何が起きるか」を書く/実機で最後まで通してみる

その差、意味のある差ですか

数が少ないうちは、数字の上下はほとんど偶然です。「増えた/減った」で判断してよいラインを先に決めておきます。

いまの状況判断のしかた
CVが 週10件未満1〜2件の増減は誤差です。数字では判断せず、Clarityの録画で判断する
CVが 週30件以上前週比 ±20%以上なら、原因を探す価値がある
変化があったのが 1日だけ施策の効果ではない可能性が高い(外部要因・ボットを疑う)
HABIT

毎週15分、これだけ

曜日を固定してください。「月曜の朝いちばん」など。曜日がずれると前の週と比べられなくなります。

5分 直近7日と、その前の7日を並べる4段の数字(セッション/スクロール50%/CTAクリック/reserve_click)を記録 GA4 画面B
2分 いちばん落ちている段を1つ決める診断表の上から順に見て、最初に引っかかった段 診断表
5分 その段に当たる録画を3本見る②なら「滞在10秒未満」、③なら「ボタンまで来てクリックなし」で絞る Clarity
3分 「来週直す1箇所」を決めて書き残す直す前の数字も一緒に書く。あとで比べられなくなるのがいちばん多い失敗です メモ / 共有シート
直したあとの決まりごと

1回に直すのは1箇所。 直したら最低2週間そのまま。 その間ほかを触らない。

同時に3箇所直すと、効いたのがどれか永遠に分かりません。1週間だと曜日の偏りを消せません。 期間中に別の場所も触ると、その回の比較は無効になります。

最初の1ヶ月は、あえて何も直さない

いまは基準値(ベースライン)を取る期間です。比べる相手がない状態で直しても、効いたかどうか永遠に分かりません。 1ヶ月目は記録だけ。2ヶ月目から月2回のペースで直しはじめます。

STOP

やりがちで、やってはいけないこと

どれも「熱心な人ほどやってしまう」ものです。

毎日GA4を見る
日々の増減はほぼ偶然です。判断できないのに不安になるだけ。週1回で十分
同時に複数箇所を直す
何が効いたのか分からず、次の判断材料が残りません
訪問者が増えたことを成果として喜ぶ
予約が増えていなければ、質の悪い流入が増えただけです
業界平均のCV率と比べる
集計条件が不明で比較になりません。比べる相手は自分の先月
PCで見て「問題なし」と判断する
LPの主戦場はスマホです。スマホの数字と実機で判断
数字が悪いとLPだけを疑う
①訪問者が足りないなら、LPをいくら直しても増えません
データが少ないうちにA/Bテストを始める
差が出ても偶然と区別できません。開始は月2,000訪問・月30予約が3ヶ月続いてから
自分たちのアクセスを除外しないまま見る
スタッフの閲覧が数字を汚します。事務所のIPをお知らせください(除外設定をします)
PART 2ここから先は「広告を始めるとき」の話です いま覚えなくて構いません
ENGINE

Google Tag Manager ─ 全部の入り口はここ1つ

GA4もClarityも、これから入れるMeta広告のタグも、すべてGTM(タグマネージャー)を経由してLPに入っています。ここを理解しておくと、あとから何を足すのも1箇所で済みます。

GTMとは何か ── 「差込口」だと思ってください

本来、解析ツールを入れるにはサイトのHTMLにコードを書き込む必要があります。ツールが増えるたびに、サイトを触ることになります。

GTMは、サイト側には最初に「差込口」を1つだけ付けておいて、あとはGTMの管理画面からタグを抜き差しする仕組みです。以後、LPを触らずにツールを追加・削除できます。

この案件でGTMが必須である理由

LPはSTUDIOで作られており、ご契約のMiniプランには「HTMLを直接書く欄」がありません。 そのためSTUDIOの「Apps連携」でGTMを1本だけつなぎ、その先の全部をGTM側で管理する構成にしています。この形なら、プラン変更なしでツールを増やせます。

いまGTMに入っているもの(コンテナ GTM-NZ8NFLQK / 公開中)

タグの名前何をしているかいつ動くか
GA4 - 計測タグGA4にデータを送る
G-MWZ1D53LNR
全ページ表示時
Clarity - 計測タグ録画とヒートマップを記録
wncdbzloq5
全ページ表示時
計測レイヤー - CTAクリック検知この案件の心臓部。押されたボタンのリンク先・縦位置・文言を判定する全ページ表示時に待機
GA4 - CTAクリック上の判定結果を reserve_click などの名前でGA4へ送るCTAが押された瞬間
GA4 - スクロール深度25 / 50 / 75 / 90% の到達を送るスクロール時
モバイル幅修正CSS計測とは無関係 スマホ表示の崩れを直すCSS全ページ表示時
なぜ「ボタンの見た目」ではなく「リンク先URL」で判定しているか

STUDIOは公開のたびにボタンの内部的な名前(クラス名)を作り直します。 見た目や名前でボタンを指定すると、LPを1回作り直しただけで計測が静かに止まります。止まったことに気づくのは、数字を見に行った月末です。

そこで「リンク先が carecle なら予約ボタン」「リンク先が line.me ならLINEボタン」という、作り直しに影響されない情報だけで判定しています。ボタンを増やしても、リンク先が同じなら設定変更は不要です。

GTMにタグを1つ足すときの手順(Meta広告でもこの流れです)

  1. ワークスペースで作業する左メニュー → タグ → 新規この時点ではまだサイトに反映されていません。下書き状態です
  2. タグの種類を選ぶ主要なツールは用意されています。無い場合は「もっと見る」→ コミュニティテンプレートギャラリーから探します
  3. トリガー(いつ動かすか)を決める「全ページ表示時」か「特定のボタンが押されたとき」。この案件では既存の stl_cta をそのまま使い回せます
  4. プレビューで発火を確認する右上「プレビュー」→ LPが別ウィンドウで開く → 実際にボタンを押す画面左に、押した瞬間タグが動いたかどうかが出ます。ここを飛ばさない
  5. 公開する右上「公開」→ バージョン名に「日付+目的」を書く例:v7 2026-10-01 Metaピクセル追加。あとから「いつ何を変えたか」を辿れるのはこれだけです
この案件で実際に起きた事故 ── 「公開」の押し忘れ

2026年4月、GA4とClarityのタグをGTMに作りました。しかし「公開」を押していませんでした。 気づいたのは4ヶ月後の8月30日。その間の訪問者データは、もう永久に取れません。

GTMは保存しただけでは配信されません。そして警告も出ません。 作業を終えたら、コンテナ画面の「ワークスペースでの変更数」が 0 になっていることを必ず目で見てください。0でなければ、まだ何も反映されていません。

現在は、この事故を二度と起こさないために毎朝、機械が自動でタグの配信状況を確認しています。

触らないでいただきたいもの

「モバイル幅修正CSS」タグ。計測とは無関係ですが、消すとスマホでのLP表示が崩れます。 また測定ID(G-で始まる文字列)は絶対に変更しないでください。数字の送り先が変わり、過去のデータと繋がらなくなります。

ADS

Meta広告(Instagram / Facebook)を始めるときの設定

広告は「出せば来る」ものではなく、出す前に計測をつないでおかないと、何が効いたか分からないままお金だけ減ります。順番どおりに4ステップで設定します。

STEP 0 ── 先に知っておいていただきたい制約

予約の完了画面は carecle.com という外部のシステム上にあります。 そこにはEXPLACEもストレッチLIFE様も計測タグを置けません。

つまりMeta広告に伝えられる成果は「予約ボタンが押された」までで、「予約が実際に完了した」ではありません。 これはGA4でも同じです。広告の管理画面に出る成果数と、実際にお店に入った予約数は必ずズレます。 月に1回、carecle側の実予約数と突き合わせる必要があるのは、このためです。

STEP 1|Metaピクセル(データセット)を作る

Metaピクセルは、GA4のMeta版です。「広告を見た人が、そのあとLPで何をしたか」をMeta側に伝えるための仕組みで、これがないと広告の自動最適化が働きません。

  1. Metaイベントマネージャを開くデータソース → データソースをリンク → ウェブ
  2. 名前を付ける例:ストレッチLIFE_LP。あとで見て分かる名前にしてください
  3. ピクセルID(15〜16桁の数字)を控えるSTEP 2 でGTMに貼り付けます
アカウントの名義について

ピクセルと広告アカウントは、必ずストレッチLIFE様のビジネスマネージャ配下で作成してください。 代理店側で作ると、契約が終わったときに蓄積した学習データごと引き継げなくなります。EXPLACEは招待いただく側に回ります。

STEP 2|GTMでピクセルを設置する 2026年4月〜 公式テンプレートあり

以前はコードを手で貼る必要がありましたが、2026年4月8日にMeta公式のGTMテンプレートが公開され、設定が大幅に簡単になりました。いまはこちらを使います。

2-A. 基本タグ(全ページ用)

  1. GTMでタグを新規作成タグ → 新規 → タグの設定 → 「もっと見る」→ コミュニティテンプレートギャラリー
  2. 「Meta Pixel」で検索し、Meta公式(提供元がMeta)のものを選ぶ似た名前の非公式テンプレートが複数あります。提供元を必ず確認してください
  3. ピクセルIDを貼り付けるSTEP 1 で控えた数字
  4. トリガーに「All Pages(全ページ)」を指定して保存

2-B. 予約クリックを送るタグ ── ここが本番

この案件では、すでに用意してある仕組みをそのまま流用できます。 CTAクリックを検知する計測レイヤーが動いているので、Meta用に作り直す必要はありません。

  1. トリガーを1つ作るトリガー → 新規 → カスタムイベント イベント名:stl_cta/「一部のカスタムイベント」を選び、条件を DLV - ga4_eventreserve_click と等しい、に設定。名前は「CE - 予約クリック」など
  2. Meta Pixelタグをもう1つ作るイベントタイプ:Lead(標準イベント)。Metaの自動最適化は標準イベントのほうが効きやすいため、独自名ではなく Lead を使います
  3. トリガーに①で作ったものを指定して保存
  4. プレビューで確認 →「公開」LPで予約ボタンを押し、Metaイベントマネージャの「テストイベント」に Lead が届けば成功です
確認用ツール

Chrome拡張「Meta Pixel Helper」を入れてLPを開くと、ピクセルが動いているか・IDが合っているかがその場で見えます。無料です。

STEP 3|広告URLにパラメータを付ける 忘れられがち・最重要

これを付けないと何が起きるか

GA4側で、広告からの訪問が「どこから来たか分からない人」に混ざります。 広告費を払って集めた訪問なのに、GA4の集客レポートで「Instagram広告経由の予約が何件か」が一生分かりません。 あとから遡って直すこともできません。広告を1本目に出す前に必ず設定してください。

  1. 広告マネージャで広告レベル(キャンペーンでも広告セットでもなく、いちばん下の階層)を開く
  2. 下のほうにスクロールトラッキング → URLパラメータ
  3. 下の文字列をそのまま貼り付ける
広告マネージャ > 広告 > トラッキング > URLパラメータコピーして貼り付け
utm_source=facebook&utm_medium=paid_social&utm_campaign={{campaign.name}}&utm_content={{adset.name}}&utm_term={{ad.name}}&utm_id={{campaign.id}}

{{ }} の部分は、広告が表示されるときにMetaが自動で実際の名前に置き換えます。広告ごとに手で書き換える必要はありません。

書くもの入る値GA4のどこに出るか
utm_source=facebook固定値参照元。固定値で書いてください(後述)
utm_medium=paid_social固定値これでGA4が「Paid Social(有料SNS)」として分類します
{{campaign.name}}キャンペーン名キャンペーン
{{adset.name}}広告セット名(ターゲット別)手動広告のコンテンツ
{{ad.name}}広告名(クリエイティブ別)手動キーワード
{{placement}}掲載面(フィード / ストーリーズ 等)使う場合は utm_term と入れ替え
{{site_source_name}}fb / ig などの略号推奨しません(後述)
落とし穴 1 ── なぜ utm_source を「固定値 facebook」にするのか

{{site_source_name}} を使うと、GA4に届く参照元が fbig という略号になります。 GA4は「facebook」「instagram」という綴りでソーシャル判定をしているため、略号のままだと正しく「Paid Social」に分類されない可能性があります。 Instagram配信とFacebook配信を分けたい場合は、キャンペーン名や広告セット名の側で分けるほうが確実です。

落とし穴 2 ── 名前は「公開した時点」で固定されます

{{campaign.name}} などの名前トークンは、広告を公開した時点の名前で固定されます。 あとからキャンペーン名を変更しても、URLのほうは古い名前のままです。数字が2つに割れて集計できなくなります。

対策は2つ。①公開後はキャンペーン名を変えない ②変わることのない {{campaign.id}} も一緒に送っておく(上の文字列の utm_id がそれです)。

落とし穴 3 ── キャンペーン名は英数字で付ける

キャンペーン名に日本語やスペース・記号が入ると、URLの中で %E3%82%B9... のような文字列に変換され、GA4のレポートが読めなくなります。

命名ルールを最初に決めてください。例:2026-10_reserve_stretch-30s(年月_目的_ターゲット)。あとから直せないので、1本目を出す前に決めます。

STEP 4|Meta側で「成果」を定義し、最適化対象にする

  1. イベントマネージャで、STEP 2-B の Lead が届いていることを確認届いていないうちに広告を回すと、Metaは「誰に出せばいいか」を学習できません
  2. 広告セットの「コンバージョンイベント」に Lead を指定する広告セット → コンバージョン → コンバージョンイベントここを「リンククリック」や「ランディングページビュー」のままにすると、予約する気のない人を集める広告になります
  3. アトリビューション設定を確認初期値は「クリック後7日+ビュー後1日」。まずは初期値のままで構いません。理由は次のセクションで説明します
最初の2週間は数字をいじらない

Metaの配信は「学習期間」を経てから安定します。この間に予算やターゲットを触ると学習がやり直しになります。 成果が出ないからといって、初日や2日目に設定を変えないでください。LP改善と同じで、1回に触るのは1箇所です。

MAP

全体をどう見るか ─ ツールの役割分担

ツールが4つになると「どれを信じればいいのか」で必ず迷います。各ツールには答えられる質問と答えられない質問があります。役割を固定しておけば迷いません。

Meta広告マネージャ 広告費は妥当か? いくら使って、何人クリックして、何件の予約クリックになったか。CPA(予約1件あたりの広告費)はここで見ます。 答えられないこと:広告以外からの訪問、LPのどこで人が減ったかは分からない
GA4 どの流入が良質か? 広告・検索・SNS・直接訪問を横並びで比較できる唯一の場所。4段のどこで落ちたかもここ。 答えられないこと:なぜ落ちたのか。広告費はいくらか
Clarity なぜ落ちたのか? 実際の操作を録画で見る。広告を始めると「広告から来た人の動き」が特に重要になります。 答えられないこと:件数・費用対効果
carecle + LINE 本当に売上になったか? 唯一の「真実の数字」。実際に入った予約件数と友だち追加数。月1回、他の数字と突き合わせます。 答えられないこと:その予約がどこから来たか

「MetaとGA4で数字が違う」は、故障ではありません

広告を始めると必ずこの質問が出ます。数え方の定義が違うだけで、どちらも正しい数字です。直そうとしないでください。

 Meta広告マネージャGA4
誰の成果にするか広告に触れた人(クリックしていなくても、見ただけで1日以内に予約すれば計上)最後にクリックした流入元の成果にする
いつの成果にするか広告に触れた日に遡って計上予約が起きた日に計上
期間クリック後7日/ビュー後1日(初期設定)設定した期間内のみ
結果ふつうMeta側のほうが多く出ます。2倍違うこともあります。異常ではありません
では、どちらで判断するのか

広告の良し悪しはMetaの中で、流入全体の比較はGA4の中で。ツールをまたいで数字を足し算しないでください。

そして最終的な答え合わせは「carecleに実際に入った予約件数」です。月に1度、この実数と各ツールの数字を並べて、ズレの幅を把握しておきます。ズレの幅さえ分かっていれば、日々はツール内の増減だけ見れば判断できます。

広告を始めたあとの切り分け ── 悪いのは広告か、LPか

これが広告運用の中心作業です。上から順に見て、最初に引っかかった行を直します。

症状見る場所直すもの
表示はされるがクリックされない
CTRが低い
Meta広告マネージャ広告のクリエイティブ。画像と1行目の文言を差し替える。LPは関係ありません
クリックされるがすぐ帰る
CTR高・スクロール50%未満
GA4+Clarity広告とLPのズレ。広告で言ったことがLPの最初の画面に書かれていない状態。いちばん多い失敗です
読まれるが予約ボタンが押されないGA4+ClarityLPの不安解消。診断表の③へ。広告を止める必要はありません
押されるが実予約が入らないcarecle予約画面。入力項目・空き枠の見せ方。スマホで最後まで通してみる
同じ人に何度も表示されている
フリークエンシーが高い
Meta広告マネージャターゲットが狭すぎる。広告が飽きられています。クリエイティブを増やすか対象を広げる
広告を始めたら、週次ルーティンに1行だけ足します

いまの15分の手順は変えません。いちばん最初に「Meta広告マネージャでCPA(予約1件あたりの広告費)を見る」を足すだけです。

CPAが目標より高いときに、それが広告の問題かLPの問題かを上の表で切り分けます。これをやらずに広告の予算だけ触ると、たいてい悪化します。

導入する順番のおすすめ

①いまの計測でベースラインを取る(1ヶ月)→ ②GTMにMetaピクセルを入れる → ③少額で広告を出す → ④切り分け表で回す。

②を飛ばして③に行くと、広告費が「効いたかどうか分からないお金」になります。ピクセルとURLパラメータの設定は、1本目の広告を出す前に必ず終わらせてください。設定作業自体はEXPLACEで行います。

TODO

ストレッチLIFE様にお願いしたいこと

ここが埋まらないと、見られる数字に穴が残ります。優先順です。

#お願いする内容これがないと何が起きるか
1LINE公式アカウントの権限代替手段がありません。LINE経由の集客が「ボタンが押された数」までしか分かりません
2プライバシーポリシーの掲載Clarityは訪問者の操作を録画します。掲載が必要です(文面はEXPLACEで用意します
3事務所のグローバルIPアドレススタッフ自身の閲覧が数字に混ざり続けます
4Clarityの管理者を御社に切り替え録画データは御社の資産です。現状EXPLACE名義のため是正します(ご招待をお送りします
5予約システム(carecle)の管理画面「予約ボタンのクリック数」と「実際に入った予約件数」を突き合わせられません
6Metaビジネスマネージャへの招待
広告を始める場合
ピクセルと広告アカウントは御社名義で作る必要があります。EXPLACEは招待いただく側に回ります
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ミーティングで出てくる言葉

セッション
訪問1回。同じ人が翌日また来れば2セッション
CV(コンバージョン)
達成してほしい行動。この案件ではWeb予約への遷移
CV率
CV ÷ セッション。「100人来て何人予約したか」
キーイベント
GA4上で「これがCVです」と設定したイベントの呼び名
CTA
行動を促すボタン・リンク(予約する、LINEで相談 など)
ファネル
訪問からCVまでの段階。各段でどれだけ残るかを見る
ヒートマップ
クリックやスクロールを色の濃さで可視化したもの
Rage click
同じ場所を連打すること。反応しない要素があるサイン
Dead click
クリックしても何も起きない場所への操作
直帰
1ページだけ見て帰ること。1ページLPでは指標として使いません
タグ
サイトに埋め込む計測用の小さなプログラム。GTMで一括管理しています
ピクセル
Metaのタグの呼び名。GA4のMeta版だと思ってください
UTMパラメータ
URLの末尾に付ける「どこから来たか」の目印。広告には必須
CTR
クリック率。広告が表示された回数のうち、クリックされた割合
CPA
成果1件あたりの広告費。広告の良し悪しはこれで判断します
フリークエンシー
同じ人に平均何回表示されたか。高すぎると飽きられているサイン
アトリビューション
「この予約はどの広告の手柄か」を決めるルール。ツールごとに違います
学習期間
Metaの配信が安定するまでの期間。この間に設定を触るとやり直しになります